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三菱のソーラーシステム

あまり有名ではないが、三菱電機もソーラーパネルを発売している。その特徴としては、屋根の景観を損なわないよう、複雑な形状の屋根にも効率よくおさまる形とサイズを研究し、寄棟屋根用として発売されている点にある。現在でも日本の新規着工住宅の約半分は、寄棟屋根だ。4方向の勾配を持ち、複雑な寄棟屋根では、太陽電池モジュールの設置スペースに制約が多い。三角形の屋根に合わせて四角いモジュールを配置していくと、周囲に段差ができてしまい、発電効率や見栄えが悪くなる。各メーカーはパネルを小さくすることで寄棟屋根での設置効率を上げようとしたが、三菱は全く逆のアプローチをとった。パネル形状の種類を増やすとともに、パネルを大型化したのだ。寸や尺を基準として、屋根稜線に収まる形状に設計された長方形、台形(左用、右用)、三角形、正方形の5種類のパネルを組み合わせることで、屋根の形に柔軟に対応できるようになった。架台などの部品点数も削減し、パネルが大きくなったことも合わせ、施工工数が26%削減できた。三菱らしい発想で後発の不利を感じさせないものを作り上げた。今後、三菱は生産能力の増強も進めるとのことなので、ソーラーパネルメーカーの一角に躍り出るに違いない。